顎関節症治療ガイド|東京都町田市の吉見歯科医院監 HOME > 治療の流れ

治療の流れ

顎関節症治療の流れ

症状の進行度合いにもよりますが、顎関節症の治療期間は0.5~2年くらいです。顎関節の障害が重度の場合は、1.5年以上かかるケースもあります。どのような状態でも、治るまでしっかり診ていきますので、お気軽にご相談ください。

1.問診
カウンセリングにて、現病歴、既往歴、合併症、家族歴をお伺いします。口を開けるときに痛む、顎が鳴るなど、気になることは何でもお話しください。

2.検査
①口腔内診査(プラークコントロールレコード、ポケット深度測定、Bleeding on probing test、etc)
②胸像写真撮影(正面観、斜面観、側方面観)
③レントゲン診査(ラテラルセファロ、オルソパントモ、顎関節4分割撮影、etc)
④模型診査(咬頭傾斜測定、前方咬合平面測定、後方咬合平面測定、各歯咬合平面測定、RP-ICP測定、Spee curve 診査、Monson curve 診査、etc)
⑤顎機能検査(キャディアックス測定、ブラックスチェッカー測定、etc)
⑥細菌検査(カリエスリスクテスト、歯槽膿漏菌テスト、)
⑦唾液機能検査(唾液緩衝能検査、唾液分泌量検査)

3.治療計画案の説明と相談
ゴール(治療目標)は、ひとつではあるがそこに到達するのに、手段は何種類も存在します。患者様との話し合いのもとに治療計画を結晶化させ現実化させていく段階が必ず必要です。(クリスタライジング)

4.治療の仮スタート
仮に3、の段階でいくつかの治療法選択があったとしてもどれを選択するかは実際にやってみないとわかりません。従って、この段階でいくつか異なる種類の治療法を試みることもあります。(プロトタイピング)

5.治療の本スタート
前段階で、もっともマッチする治療法がお互いにわかります。この段階で本格的にスタートします。(パフォーミング)

6.治療の中途段階の再検査
治療途中で治療が効果的に進んでいるか、正しい方向に進んでいるかなどの再評価を(1~5回位)行います。

7.治療完了
治療完了は、主観的感覚的に判断するのではなく、客観性をもった数値で判断します。

8.メインテナンス 本来の治療はここから、始まるといってもいいでしょう。私の手から外れていくとき、患者様の顎口腔系機能が維持またはより向上するように永年のお付き合いをさせていただく段階になります。約3か月から6か月に一回のチェックを繰り返していきます。

治療が完了してからも、当医院では治療開始当初と同じ検査を定期的にデータ採得していきます。治療完了直後には、修復が未完成だった組織が正しいかみ合わせを獲得することでそれに適応するように治癒がなされてきます。従って、日を追うごとにデータはよくなっていきます。

治療は完治して終わりではありません。そこからがスタートラインです!

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